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ヨーヨーに音楽に映画にゲーム。ふらふら楽しく生きていたい。それだけ。

ワンパンマン

やらなきゃならんことが手に付かず、うっかりぼーっと何かを見ようとしてしまう中で目に入ったのがこれ。

前から少し気になっていたものの某愛と勇気だけが友達のヒーローが頭をよぎって何となく見てはいなかったのですが、昨今別に漫画アプリで読んでいる

と作者が同じらしく見てみることにしたのです。

ちょっと調べてみたら第2期が4月からやるみたいですね。

そんなことは知らなかったのですが、第1期を一気に見通してみました。

 

就職の面接に落ちて失意の帰り道を歩く「サイタマ(主人公)」。

たまたまマジックで乳首を書かれたカニの怪人がそれを書いた少年を襲っているところを助けたことからかつての夢であったヒーロー活動を始めます。

ちなみに趣味です。

「腕立て1日100回」とか「エアコンは使わない」とか「ご飯は三食食べる」など禿げるほどハードなトレーニングを3年ほど続けたところ、ほとんどの怪人を一撃で沈めてしまうほど強くなってしまうのでした。

最初は闘志に燃えていたようですが、あまりに強くなりすぎたせいか、虫をはらうような手軽さで怪人を倒してしまうサイタマは何というか・・パッと見の「ヒーロー感」的なものがなくなりつつも趣味のヒーロー活動を続けていました。

そんなある日。両親の仇を倒すために人体改造を受けたいかにもな設定のサイボーグ「ジェノス」がピンチに陥っていたところを助けて弟子入りを懇願されます。

こういった出会いから無気力な最強の男の日々に少しずつドラマが生まれていくと言ったお話。

 

原作がネット上の漫画らしく、そちらは読んだことないのですが、第1期のテレビシリーズはさほど気になる伏線を残さずに完結しています。(ない訳ではないが)

こういったバトル物の主人公は最初は強くなかったり、元々ある程度の実績はあるもののノビシロを残しているものですが、強さにおいてこのサイタマにノビシロは必要ない

ほどに強いです。

その分、心情面だけにスポットが当てられているかというと日常的な描写も多く、ほっこりする場面もあり、ここぞという時に魅せるサイタマの優しさが「人のあり方」を問いかけているようにも伺えます。

怪人がやられるとスプラッター的なシーンにもなってしまう描写がありますが、それを差し引けば子供にも見てもらいたいような作品でした。

 

第2期も見る気が沸いたら見ようかな。