ここ数年流行ってる「異世界転生系」ってあるじゃないですか?
遠巻きに見て、基本的に冴えない主人公が異世界に生まれ変わって何かその世界で「俺、最強!」みたいな理解でいいですよね?(汗
正直なところ、あまりいい印象を持っていなくて、転生する前に頑張ろうぜ的な・・まぁ、それはいいんですけど。
そんな「異世界転生系」によい印象を持たないにも関わらず、オススメしたいのがこれ。
一口に申し上げますと、ひきこもりの女子高生が気付いたらゲーム的なシステムのある世界の蜘蛛(モンスター)になっていて、サバイバルしていくお話。
まず、女子高生が蜘蛛になってるのが不憫。
でもこの主人公、そのくらいでめげないし、能力値は低いけど、その特性を頑張って工夫したり、隠れながら訓練して、自分の命を脅かす、他のモンスターたちを退けていくのです。
チート能力が全くない転生では実はないのですが、ベースはいわゆるザコのモンスターで貧弱だったところを、戦略を練りながら、少しずつ成長して行くのはゲームをやってて自分のキャラクターが育っていく感じに近いものがあっていいですね。
グロイ描写はないけど、状況は結構エグイのでそういう耐性ない人にはオススメできないけど・・主人公がいい感じに明るいので、あまり気にならないかも(笑)
作品の雰囲気も状況に対してはポップだしね。
アニメがやっているところなので、今回記事にしてみましたが、個人的にはコミカライズ版の方がオススメ。
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コミカライズ版だと主人公(蜘蛛)の視点に沿って物語が進みますが、アニメ版だと主人公の視点以外に転生した主人公の同級生たち(主に人間)の視点と並行して進んでいきます。
「モンスターばっかとか見てらんねーよ!」みたいな人はアニメ版の方がオススメ。
アニメ版とコミカライズ版でキャラクターデザインが違いますが、アニメ版は原作のライトノベルの挿絵に近くて原作より。基本的に原作に忠実なものを贔屓にしたい方ですが、個人的にはコミカライズ版のデザインの方が好きだったり・・
原作まだチェックできてないので、読んでみようかな・・