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ヨーヨーに音楽に映画にゲーム。ふらふら楽しく生きていたい。それだけ。

ガンダムNTを観た結果、おすすめなガンダム作品をまとめることにしました。

ちょっと寒くなってきたせいか、いろいろとモチベが上がらない今日この頃。

前ほど気になるアマプラで気になる映画もなかなかないなと思いつつ、久々にレコメンされて当たったのが、これ。

 

NTと書いてナラティブと呼ぶらしいです。

ここではあまり書いて来なかったけど、ガンダムシリーズは結構好きなんです。

・・ここらで今まで見てきたガンダムシリーズを振り返ってみるのも悪くないかな?

てな訳で、はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」に乗っかり、

私の「好きな(おすすめ)ガンダム映像作品10選」を選んでみようかなと思います!

 

まず私が今まで鑑賞した映像作品を羅列していくと・・

・1st (映画版)

・08MS小隊 ・0080 ポケットの中の戦争

・0083 スターダストメモリー (OVA)

MS IGLOO 1年戦争秘録 と 黙示録0079 (うろ覚え) 

Zガンダム (テレビ版) (映画版) ・ZZガンダム

逆襲のシャア ・UC (OVA) ・NT ・閃光のハサウェイ

F91 ・V ・G ・W ・W Endless Waltz (たぶん映画版) 

・X ・∀ (テレビ版)

・SEED ・SEED DESTINY ・SEED C.E. STARGAZER 

・00 ・00 A wakening of the trailblazer

・AGE (テレビ版) ・鉄血のオルフェンズ (テレビ1期のみ)

 

記憶の上で全話鑑賞したもののみ羅列してみました。(しんどかった)

てか、こんな見てたんだな・・やば。

 

書き出してみてから選んでみたんですが、この約20シリーズの中から・・

8シリーズしか選べなかったわ。すまん。

それだけ厳選されてるってことで許して?

てか、8でも私的には多いので「ここはセット」とか「これだけでもok」とかも追記してきますね。

で選考の基準ですが、今回はあくまで個人的に特にストーリーに重きを置きつつ、作品全体が良かったと思えるものをピックアップしてみました。

デザイン面の話をすると好きなのは00だけど

デザインを加味しちゃうと

「ここがガキィーン!でカッチョ良くない?」みたいな抽象的なオススメしか私の技術的にできないし、後続の作品の方が作画の技術的にどうしても有利でフェアじゃないので・・といっても多少引っ張られますが、ストーリー重視ということで進めていきたいと思います。そもそもデザインは好みだしね。

じゃ、選定いきまーす(棒)

 

①1st

やっぱ原点なのでまず第一にお勧め。

ぶっちゃけ、これだけ観とけばメジャーなガンダムネタにはついていける気はします。

(*先に貼ったのは三部作映画のパート1のみですが、三部全部観た場合の話)

あらすじとしては

宇宙に住まうようになった人類と地球に残った人類との戦争の中で

ひょんなことから軍の秘密兵器のパイロットとなった主人公の葛藤が描かれています。

特にニュータイプと呼ばれる新しい人類への進化、人間同士の理解、関係性も大事なテーマなのではないかなというのが、私見です。

ガンダムはそもそも人気の火種はプラモデルからだったようですが、ストーリーは今観てもリアリティーを感じさせるSFの中に、非科学的と言われがちな人の魂や思念をうまく紐づけできた、素晴らしく中身のつまった作品だと思います。

ガンダムシリーズの本流をミニマムに知っていただくには1stの映画版がオススメです。

 

偉そうに書きましたが、実は映画版しか見てないのよね・・(汗

で、大体のガンダムネタについていけると言ってしまいましたが、私の知識ってゲームとかからも来ちゃってたり、テレビ版も一部見てたりするから、ぶっちゃけ「映画版ってどこまで抑えられてたっけ?」ってところがあるんですよね・・

小ネタのルーツを見たくて時間ある人はテレビ版のほうがオススメです。ほかのテレビシリーズより短めだし(全43話)。ククルス・ドアンの島は映画版にはないですよ。

 

②Z (テレビ版)

ストーリーも含めて①の続編です。

ただ思い返してみると1st観なくても楽しめる作品だとは思います。

もちろん1st観た方が楽しめます。

内容としては先の戦争が終結した後の残党やそれに対する過激派など派閥が多極化しつつ、ここでもまた新たな主人公がひょんなことからガンダムパイロットになってその葛藤が描かれていく形ですね。

個人的なポイントとしては1stの主人公が内向的で卑屈だったのに対して、Zの主人公は名前を馬鹿にした軍人に殴りかかるような攻撃性がベースにありつつ、多くの戦いでその魂を燃やしていくと言った、1stと同様の入り方でありつつ、違った結末に向かっていくのが、魅力的なのではないかと思います。

また戦争のために人為的に改造された「強化人間」という設定も戦争の悲しさを物語り、心打たれるものがありましたね。

映画版もありますが、結末は変わってしまってるし、テレビ版のカットと追加のカットの描き方が統一されてなかったりするので、これはテレビ版のみオススメにしときます。

 

逆襲のシャア

時系列的には①、②の後の話。

正確に言うと放映当時の時系列的にはZZも直前にあるんですが、関係ほとんどないから見ないことによる支障はほぼないです。

逆に②と違ってこれを観る上では①②両方観といた方がオススメです。

やっぱ映画だと細かいところ端折らざるを得ないですからね。

観ておかないと感慨も薄いかも。

内容としては1stにおいては主人公のライバルであり、Zにおいては主人公の頼れる味方だったシャアが、政治的思想(?)から地球へ小惑星の追突を目論むのに対し、成長した1stの主人公アムロが再び対峙する構図となっております。

見どころとしては、1stでは正直なところカッコ良くはなかったアムロがカッコいい大人に成長し、過去の因縁にケリをつけるといったシリーズの終結が描かれているところですね。

1stでガンダムが気に入ったら、できればZも観て、さらに締めで観てもらいたい。

 

④NT

③でシリーズ終結とか言ってましたが、ご存じの通りガンダムシリーズってこの後も大量に出てるんですよね。でもストーリーのつながりで言うと③より後はガンダムっていうマシン以外にはほぼつながりがないんです。

ここで紹介するNTは近年の映像作品では数少ないストーリー的にも③の後につながるUCシリーズのスピンオフというか、続編的に描かれたものです。

ここでUCは挙げてないんですが、あえて挙げなかった理由としては元々UCって小説ベースなんですよね。で、これは私の理解力が悪いせいかもしれないんですが、観たOVA版って各話ごとの繋がりで変に引っかかる印象があったのでちょっとここでは挙げませんでした。

さらに言うとNTを見る上で大事なのはUCよりもここまで挙げた①~③だと思うんですよね。特に②と③。

UCは観なくてもそんなに問題ないと思うけど・・

キャラだけ知っといてもいいかもしれない。

 

ここまでで長くなってしまったのもこの作品が改めてこんな長ったらしい記事を書くきっかけにもなったからなんですね。

①~③までの作品を観てる人にこそオススメしたい。①~③観た人の満足度はきっと高いはず。

正直なところ、パッケージとかあまり魅力を感じなかったんだけど、90分という短い時間にも関わらず、①~③のクライマックスで魅せられた感情の高ぶりを今一度感じられました。

何より個人的に嬉しかったのはこの作品のシナリオって①~③のシナリオを描いた人ではないんですよね。「は?」って思いますよね(笑)

何故ここがうれしかったかというと、①~③で自分が感銘を受けたポイントをフィーチャーしてくれる表現者がいて、それを体現した作品があるってことがとてもうれしい。

改めて観てよかった作品だと思います。

内容としてはニュータイプとそれを模して改造された強化人間が戦争に使われてしまうことの悲哀、主人公たちのかつての後悔やライバルキャラの劣等感など・・

スピリチュアルな側面も多いですが、①~③のストーリーが好きな方には是非観てもらいたいです。

 

ポケットの中の戦争

ここからは先に出したガンダムシリーズの本流からは外れた作品になっていきます。

この作品はOVAで全6話。バックグラウンドは1stと同じになりますが、ストーリーとしてはあまりつながらないですね。結果的に?

だからいきなりこれだけ見るってのもありだと思います。

ただこの作品はストーリーとしては重めで、こういったらネタバレになってしまうのかもしれませんが、ハッピーエンドでないことは念頭に置いて観て欲しいです。

内容としては主人公はこれまでの作品と異なりガンダムの搭乗者でもなければ、さらに幼く、1stでは敵軍として描かれたジオンの兵士と仲良くなり、そのジオン軍の作戦の顛末を間近で見届ける構成となっております。

これも戦争の悲しさであったり、少年の無力さが描かれており、本流とはまた違った指向ですが、SF上の戦争を描いた作品としては完成度が高く、オススメです。

 

⑥G

もうこの作品は世界観も背景も「ガンダムシリーズに含んでいいのか?」と言うほど異色です。別物と考えたほうがいいかも。

内容を一言でいうと「世界の覇権をかけたガンダムプロレス大会」。

シリーズの中では異色ではありますが、良くも悪くもわかりやすく・・

破天荒ですね。素手でロボット壊すような人も出てくるし(笑)

この作品から1作に出てくるガンダムの量がすごく増えるんですが、

大体各話ごとに出てくるライバルガンダムの搭乗者とのドラマが描かれ、物語が短く刻まれつつ、この作品中の本流もクライマックスに向けて描かれていきます。

これまでのような戦争はありませんが、「戦いとは?強くなるとは?」といったところがメインテーマなんじゃないかなと。

小学生くらいのお子さんと一緒に観ると楽しめるガンダムシリーズかと思います。

 

⑦W

これも同じく単体で観れてストーリーもまとまっている良作です。

Gとは違ってまた戦争の話になりますが、1stとはまた違った着眼を持った作品だと個人的には思います。

1st系は戦争に巻き込まれた少年たちの心情がメインテーマだと思うのですが、Wはキャラクター個人の心情よりも、作品を通じて「戦争に対する強い抗議」を訴えるメッセージ性の強い作品だったという印象を持っています。

初めはやたらと主人公が自爆しようとしたり、ぶっ飛んでる印象を持つんですが、終盤になるとこれを通して見た二十歳前後の時に改めて「戦争がないことってすばらしいんだな」とか思わされたくらいなので、是非観てもらいたいです。

 

⑧AGE

正直なところ、そこまでオススメではないけれど、「1st~Zの内容をうまくオマージュしつつ、よくまとめられているんじゃないかな」という点でオススメなAGE。

作画がイナズ〇イレブンなのが、気になるかもしれないけど・・

私も気になったけど、ストーリーはちゃんとガンダムしてたと思う(?)

49話の中で主人公が2回入れ替わり、前の主人公の息子が主人公になっていくんだけど、その人間関係とか入り組んでいって面白かった気がする。

すみません。オススメしてる割にはうろ覚えです(汗

当時の世間の評価は結構厳しかったシリーズなんだけど、自分で観るとそんな叩かれるほど悪い作品じゃなかったとは確かに思ったので、ここではあえてオススメさせてください。デザインの話になっちゃうけどクロスボーンのオマージュがあるのも個人的には好き。ただ、デザインのかっこよさとか求めるなら・・他を勧めさせてくれ。

 

あー、長かったー。

最後雑になっちゃったとこも特にAGEであるけど、私のおすすめガンダム作品8選でした!(10選じゃないのは気にしない)

デザインのことは先にも書いたみたいに、今回はそこまで重視しなかったんだけど、逆に好きなプラモから作品選んでくのもいいかもですね。

 

最後にまとめると

・①~③(④もできれば)はガンダムシリーズの本流だと思うので是非観て欲しい。

・⑤、⑦、(⑧)は戦争をテーマにしてる作品として単品でもオススメ。

・⑥はガンダムじゃないと思うけど、いろいろと熱血なのでオススメ(笑)

 

です!全部読んでくれた人とか絶対いないと思うけど、ここまで挙げたの観たことない人は是非観て感想教えてね!